広がれ、こども支援の輪!寄付で誰もがサンタになれる。H2Oサンタ
2020.12.15暮らし
阪急百貨店や阪急オアシスなどの小売業でおなじみのH2O(エイチ・ツー・オー)リテイリンググループに一年中活躍するサンタがいるのをご存じですか?
その名も「H2
Oサンタ」――。“誰もが誰かのサンタになれる。”を合言葉に、H2Oサンタは、こどもたちに夢と笑顔と明るい未来を届けます。
ここでは、TOKK編集部が3つのポイントに分けて、H2Oリテイリンググループの社会貢献活動「H2Oサンタ」をご紹介します。
(H2Oリテイリンググループ)
目次
お買い物の合間に社会貢献
H2Oサンタのはじまりは2012年。
2012年というと、7年という長い建て替え工事期間を経て、阪急うめだ本店がグランドオープンした年でした。
グランドオープンしたばかりのピカピカの阪急うめだ本店9階に設置されたのが、「H2Oサンタチャリティーガイド」です。
H2Oサンタチャリティーガイドには、素晴らしい活動を行っているけれど、認知度はまだ低い社会貢献団体を中心に、その活動をパネルと動画で紹介しています。
パネルの前には、H2Oサンタのシンボルキャラクターの可愛らしい募金箱が設置されていて、「自分が応援したい」と思う社会貢献団体を選んで募金できる仕組みになっています。
2019年度のH2Oサンタチャリティーガイドで54団体に約374万円が贈られ、H2Oサンタの様々なイベントを通じて集まった約1,899万円の寄付金を60団体にお届けしました。
お客さんからは「こんな団体があるのを知らなかった」「応援したい、と思った団体を選んで寄付できるのでうれしい」。社会貢献団体からは「不特定多数の方に活動を知っていただけることがありがたい」と支援する人、支援を受ける人の両者から好評なのだそう。
社会貢献ってどこか特別なものだと思って身構えてしまうところがありますが、お買い物の合間に気軽にチャリティーに参加できるのがうれしいポイントですね!
H2Oサンタチャリティーガイドは、阪急うめだ本店12階にも設置されていて、2019年に開業した神戸阪急と高槻阪急にも新設されました。お買い物で訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
(H2Oサンタチャリティーガイド設置場所)
・阪急うめだ本店 9階 祝祭広場階段横
・阪急うめだ本店 12階 『祝祭ダイニング』阪神側エレベーター前
・神戸阪急 本館9階 エレベーター前
・高槻阪急 1階 総合案内所横
※2020年12月時点。
こども支援をテーマに様々な社会貢献団体を応援
H2Oサンタが支援するのは、病気や様々な困難を抱えるこどもたち。例えば、長期入院生活を送っていたり…
障害があってもスポーツを楽しみたい
そんなこどもたちに寄り添い、サポートをする社会貢献団体と連携し、地域社会にチャリティー文化を創造するための啓発・募金活動を行っています。
チャリティーへの第一歩は、まず知ってもらうことから――。
そこで、阪急うめだ本店を舞台にこれまで様々なチャリティーイベントが開催されてきました。
H2Oサンタ NPOフェスティバル
阪急うめだ本店9階祝祭広場で半年に一度開催される大規模な催しが「H2Oサンタ NPOフェスティバル」です。
PRブースを設け、多くの社会貢献団体が一堂に集う、H2Oサンタの一大イベントです。
自分の興味の赴くまま社会貢献団体のブースを巡り、クイズラリー形式のNPOクイズに参加することで、楽しみながらチャリティーへの興味・関心が高まります。
期間中はステージで連日社会貢献団体のPRイベントが開催され、賑やかな催しとなりました。
トークイベントのほか
社会貢献団体を応援する方々による歌やダンスのショーも!
コイン入れると鉄琴が音楽を奏でるメロディー募金箱など、H2Oサンタオリジナルのおもしろ募金箱が設置され、多くのお客様が募金をされました。
こんな催しがあれば参加したくなりますね!次回は2021年2月16日(火)~3月1日(月)に開催予定です。大阪・梅田におでかけの際はぜひお立ち寄りください。
土曜日のサンタ チャリティートークイベント
次にご紹介するのが、土曜日に阪急うめだ本店9階祝祭広場の階段下ステージで、開催されてきた「土曜日のサンタ チャリティートークイベント」。
毎回、様々な社会貢献団体の方々をゲストに招いて、活動内容や社会課題についてH2Oサンタのスタッフがインタビュー。現場の生の声をお届けしてきました。
残念ながら、2020年12月現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためチャリティートークイベントは実施されていませんが、再開されたら、ぜひ参加してみてくださいね。
寄付のためのチャリティーオークション
その他にも、百貨店ならではの寄付を集める催しも。2020年2月26日(水)~3月2日(月)に開催されたチャリティーオークション「世界にひとつだけのブライス」では、阪急うめだ本店の人気ファッションブランドの協力によりデザインされた“世界にひとつだけの衣装”を身にまとったファッションドール「ブライス」が登場。
オークション形式で販売され、6日間で約257万円の寄付が集まり、16の社会貢献団体に寄付されました。(寄付額は落札合計から人形本体価格を差し引いたもの)
コロナ禍でもできる社会貢献のカタチ
人と人とが集うことを基本とした活動は現在のコロナ禍にあって難しいことですが、下を向いてばかりもいられません。これまでとは違った人と人とのつながり方や新しい社会貢献のカタチを探るための活動がはじまっています。
H2Oサンタは、コロナ禍で奮闘するこども支援の現場の声を届けようと、2020年11月からYouTubeチャンネルで「コロナ禍レポート」の配信を開始しました。
コロナ禍で困ったことや、コロナ禍だからこそのエピソード、新しい取り組みなど、社会貢献団体スタッフの生の声が動画に詰まっています。
チャリティーイベントの中止で寄付が思うように集まらなかったりと、逆風の中ではありますが、オンラインイベントなどを活用して、世の中にこども支援の輪を広げようと、前を向く社会貢献団体スタッフの姿に勇気づけられますよ。
コロナ禍レポートには、2020年12月末までに38団体が登場する予定です。まずは、社会貢献団体の現在の活動の様子を知ることからチャリティーをはじめてみませんか?
最後に
H2Oサンタは2015年に一般社団法人を設立。「誰もが誰かのサンタになれる。」をテーマに様々な活動を展開し、5年間で1億円を超える寄付が社会貢献団体に贈られました。ネットワークを築いた団体は100を越え、こども支援の輪が着実に広がっています。
賛助会員になれば、年次活動報告書やチャリティー活動報告冊子がご自宅に届きます。ご興味のある方は、H2Oサンタの公式ホームページからお申込みいただけますので、ぜひご検討くださいね。
この記事を書いたのは… TOKK編集部S
グルメと絶景があればどこへでも。子育て奮闘中のママ編集。学生時代はリュック一つで旅をするバックパッカー。企業広報、ライターの経験を経て2010年にTOKK編集部へ。街ネタ・グルメ・カルチャーの発信に携わる傍ら、阪急沿線を飛び出し、全国の観光地やホテルを取材した経験も。仕事柄たま~に鉄分高め。
阪急沿線情報紙「TOKK」は今年で創刊から48年目を迎える情報紙で、関西私鉄・阪急電車沿線のおでかけとくらし情報を毎月2回、各30万部発行するメディアです。取材のこぼれ話やお店の方から聞いたお話や、くらしの中で気になる情報を毎日更新中です。
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