【京都・神戸・大阪】抹茶スイーツ9選!パフェや写真映えケーキも【TOKK2019年5月1日号掲載】

【TOKK2019年5月1日号掲載】

抹茶は今や世界が注目する和の素材。本場京都の名店から、地元で愛されるパティスリーまで、関西の抹茶スイーツを厳選して紹介します。ケーキにパフェに、わらび餅に、抹茶を食べ尽くそう!

※2019年4月に取材した記事を再構成しています。営業時間や定休日、メニューは取材時の情報です。お出かけ前にご確認ください。

【京都河原町】無碍山房(むげさんぼう) Salon de Muge(サロン ド ムゲ)

力強く、美しい菊乃井イズムを象徴するパフェ

おいしそうな抹茶パフェ

ミシュラン三つ星の老舗(しにせ)料亭「菊乃井」が手がけるサロンの看板メニューが、「無碍山房濃い抹茶パフェ」1,300円。店のテーマカラーでもある緑色が鮮やかなパフェには、最高級の宇治抹茶だけが惜しみなく使われています。

抹茶アイスをトッピングする手元

点てて飲む時の4倍の抹茶粉を使い、1日分ずつ仕込むアイスクリーム。専用の機械で空気を含ませて、滑らかな口溶けを生み出しています。

抹茶アイスの下には丹波大納言、抹茶ゼリー、白玉、柚子とショウガのカステラ。味、香り、取り合わせに一切の無駄がなく、忘れられない余韻を残します。

緑生い茂る店舗外観

モダンな数奇屋建築の店内で、苔生(こけむ)した庭と東山の借景を眺めつつ楽しみましょう。

庭が見渡せる店内
6歳未満は入店不可。
スポット名 無碍山房(むげさんぼう) Salon de Muge(サロン ド ムゲ)
時間喫茶13:30~18:00(LO17:00)
定休日第1・3火曜休
問い合わせ075-561-0015
アクセス阪急京都河原町駅下車 約14分
住所京都市東山区鷲尾町524【MAP
URL https://kikunoi.jp/kikunoiweb/Muge/

【宝塚】CHA-salon SAKURA MOMIJI(チャ サロン サクラモミジ)

「宝塚の小京都」で味わう、オトナを虜にするかき氷

エスプーマがのった抹茶かき氷

「エスプーマかき氷 抹茶 練乳付き」972円は、京料理出身の店主が作る、サプライズ感に溢れたかき氷です。

一日寝かせて滑らかな舌触りとなった抹茶シロップを、氷を削りながら3度に分けて染み込ませています。このひと手間をかけることで、濃厚な抹茶感が最後まで続くのだとか。

かき氷を作る店主

食べる時は、甘みをほとんどつけていない抹茶シロップと、ベレー帽のように乗せたふわふわミルクエスプーマ、別添えの自家製練乳で自分好みに味をカスタマイズしましょう。やさしい甘さに仕上げられた粒餡(あん)がつくのもうれしい。

店内のランプ
スポット名 CHA-salon SAKURA MOMIJI(チャ サロン サクラモミジ)
時間9:00~18:00(LO17:30)
定休日水曜休 
問い合わせ0797-98-0998 
アクセス阪急宝塚駅下車 約13分、または阪急宝塚南口駅下車 約10分
住所宝塚市宮の町7-1【MAP
URL http://sakuramomiji.jp/

【神戸・岡本】日本茶カフェ 一日(ひとひ)

黒さや小豆との出合いもん 二層仕立てのおぜんざい

抹茶ぜんざい

丹波大納言の原種である希少な「丹波黒さや大納言小豆」の餡に、抹茶を重ねた「抹茶ぜんざい」460円は、「抹茶×小豆」の最強タッグをよりストレートに味わえる一品。絶妙な比重差で美しく分かれた二層を混ぜるたび、甘みと苦みのバランスが変わるのも面白い。

急須で注がれる煎茶

抹茶ぜんざいに合わせるならと店主が選んだ煎茶は、宇治産の「じょうみょう」570円。シングルオリジンならではの力強い風味が特徴。甘みを加えない宇治抹茶のシャープな苦味が、上品な甘さの黒さや小豆にベストマッチ。夏は冷やしも登場。

店舗ロゴ
スポット名 日本茶カフェ 一日(ひとひ)
時間11:30~20:00
定休日最終月曜休
問い合わせ078-453-3637 
アクセス阪急岡本駅下車 約5分
住所神戸市東灘区本山北町3-6-10メープル岡本2階【MAP
URL http://www.hitohi.jp/

【京都烏丸】pâtisserie洛甘舎(パティスリー らっかんしゃ)

期待を裏切らない濃厚で香り高いテリーヌ

カットされたテリーヌ

和の素材を巧みに取り入れるパティスリーの自信作が、「抹茶テリーヌ」2,160円。ホワイトチョコレートと相性の良い、宇治市「利招園茶舗」の抹茶をふんだんに使い、甘さは控えめに。卵、バター、少量の小麦粉などを加え、オーブンでじっくりと低温湯煎焼きにすることで、どこまでも滑らかな極上の口溶けを実現しています。

抹茶バターサンド

「洛甘バターサンド(抹茶)」1個216円は、口当たりの軽いバタークリームを、白餡入りのしっとりとしたクッキー生地でサンドしたお菓子。その他、抹茶をアクセントにした焼き菓子もおすすめです。

店舗のショーケース
スポット名 pâtisserie洛甘舎(パティスリー らっかんしゃ)
時間11:00~20:00
定休日水曜休(祝日の場合は営業)
問い合わせ075-708-3213
アクセス阪急烏丸駅下車 約6分
住所京都市中京区三文字町227-1【MAP
URL http://rakkansha.jp/

【京都・大宮】cafe&bar satonchi(フェ アンド バー サトンチ)

丁寧に手巻きで仕上げる美しすぎるミルクレープ

店主・里さんの手作り定食が評判のカフェ&バー。通常は取り寄せのみという「京都フレーバーズ」のミルクレープロールが、こちらのお店では1カットからいただけます。

カットされたミルクレープ

「ミルクレープロール(ドリンク付き)」1,200円。京都和束町「東茶園」の抹茶を使用したクリームを、極薄生地で巻いた美しい断面に釘付け。

キッチンに立つ店主
店舗看板
スポット名 cafe&bar satonchi(フェ アンド バー サトンチ)
時間ランチ11:30~15:00、バー18:00~22:30(LOは閉店の30分前)
定休日日曜・祝日休
問い合わせ075-741-6421
アクセス阪急大宮駅→市バス・二条城前停下車すぐ
住所京都市中京区西夷川町563【MAP
URL https://www.facebook.com/satonchi/

【芦屋】cherry.c(チェリー シー)

ショコラティエが贈る抹茶とイチゴのマリアージュ

抹茶プリン

チョコレート専門店の季節限定のショコラプリン。イチゴソースの甘酸っぱさで、抹茶のビターな風味が際立つ組み合わせは春だけの味。ベルギー産高級ホワイトクーベルチュールの滑らかな口溶けをフレッシュな状態で楽しんでほしいと、当日仕込みにこだわっています。

「プレミアム抹茶プリン~抹茶×ホワイトショコラプリン ストロベリーのソースで~」648円。販売は5月末まで。予約がベター。

店舗外観
スポット名 cherry.c(チェリー シー)
時間10:00~19:00
定休日火曜休(6~8月は火・水曜休) 
問い合わせ0797-62-6889 
アクセス阪急芦屋川駅下車すぐ
住所芦屋市月若町5-12【MAP
URL http://cherry-c.jp/shop.html

【西宮】pâtisserie tête en l’air(パティスリー テタンレール)

苔玉そっくりのフォルムに和テイストのやさしいムース

苔玉のようなケーキ

2017年のオープン以来、遠方からもファンが訪れる人気店。店内には、斬新なビジュアルのケーキが並びます。中でも特に目を引くのが、「ジャポン~栗入り抹茶ムース~」465円。

甘さは控えめながら、ユニークな見た目で選んだ子どもにも食べやすいようにと、お酒は使わずミルキーに仕上げています。中はこんな感じ。

ケーキの断面

北海道産のマスカルポーネチーズを使った抹茶ムースの中には、アーモンドプードルのスポンジ生地と粗く刻んだ渋皮栗などが隠れています。

「ジャポン~栗入り抹茶ムース~」は予約がベター。

スポット名 pâtisserie tête en l’air(パティスリー テタンレール)
時間10:00~20:00
定休日無休
問い合わせ0798-62-3590
アクセス阪急西宮北口駅→阪急バス・二見町停下車すぐ
住所西宮市二見町12-20【MAP
URL https://ja-jp.facebook.com/patisserie.tete.en.lair/

【池田】ロケット洋菓子店

想像のちょっと上をいく下町の変わり種オペラ

お皿にのせたオペラ

覚えやすい名前と親しみのある品ぞろえで、地元でも愛される洋菓子店のロングセラーが「抹茶オペラ」410円。焼き上げた抹茶スポンジにさらに抹茶を染み込ませ、卵白入りの軽やかなバタークリームにはほんのりと黒糖の風味を利かせるなど、シンプルな中にも他にはない個性がキラリ。

店内
スポット名 ロケット洋菓子店
時間10:00~21:00
定休日水曜休
問い合わせ072-761-9780
アクセス阪急石橋阪大前駅下車 約7分
住所池田市井口堂1-9-3【MAP

【大阪梅田】辻利兵衛本店 梅田駅店

石臼挽き宇治抹茶×本わらび、ほんまもんの涼を味わう

涼やかなわらびもち

「きなこ抹茶わらび」648円は、本わらび粉使用のもっちりとした生地に、石臼挽きたての抹茶を練りこんだ夏の涼菓。贅沢(ぜいたく)に100%宇治産抹茶を使用できるのは、万延元(1860)年から続く茶問屋直営だからこそ。まずは、ほんのり甘い抹茶わらび餅をそのままでいただきましょう。お好みで別添えの抹茶パウダーやきな粉をかけると、香りも格別に。

店舗外観
スポット名 辻利兵衛(つじりへえ)本店 梅田駅店
時間10:00~22:00
定休日無休
問い合わせ06-6373-2250  
アクセス阪急大阪梅田駅下車すぐ 
住所大阪市北区芝田1-1-2 阪急梅田駅 1階【MAP
URL http://www.tsujirihei.co.jp/

「抹茶スイーツ」といえども、和・洋のジャンルを超えて多種多彩。TOKK編集部が厳選した抹茶スイーツに、気になるものはありましたか? ぜひ一度味わってみてくださいね。

  • 掲載店舗や施設の定休日、営業時間、メニュー内容、イベント情報などは、記事配信日時点での情報です。新型コロナウイルス感染症対策の影響などにより、店舗の定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。また、お出かけの前に各店舗にご確認いただきますようお願いいたします。
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