歌川国芳「通俗水滸伝」、北宋美術の名品が一堂に!大阪市立美術館開館90周年記念特別展「水滸伝」開催
2025.11.03イベント
2026年7月11日(土)~9月6日(日)の期間、「大阪市立美術館」にて、開館90周年記念特別展「水滸伝」が開催されます。

「水滸伝」は中国四大奇書の一つで、明時代に成立した武侠小説であり、日本においても爆発的な人気を得ました。歌川国芳が中国の水滸伝図像を摂取しつつ、大胆な構図と美麗な彩色によって豪傑たちを描いた浮世絵は今なお新鮮な魅力を放っています。展示作品の一部をご紹介いたします。
歌川国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)》 江戸時代・19世紀(個人蔵)

国芳の傑作と同時に出世作としても、また日本における水滸伝ブームのきっかけの一つとしても重要な作品。108人の全図は確認されていませんが、74図が現存します。
燕文貴《江山楼観図》 北宋・10-11世紀(大阪市立美術館)

相国寺壁画制作に参加した、太宗朝の宮廷画家。相国寺は北宋の都・開封最大の寺院で、魯智深(ろ ちしん)が菜園番を務めた場所です。
本展は「水滸伝」の物語を紹介するものではなく、北宋~清の中国美術、および江戸~現代の日本美術を広く展観する趣旨。同書をきっかけとして、幅広い世代が中国と日本の美術に親しめる展覧会になっています。
| イベント名 | 大阪市立美術館開館90周年記念特別展「水滸伝」 |
| 場所 | 大阪市立美術館 |
| 期間 | 2026年7月11日~9月6日 |
| 時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
| 定休日 | 月曜休(祝日の場合は開館、翌平日休) ※2026年8月10日は開館 |
| 問い合わせ | 06-6771-4874 |
| アクセス | OsakaMetro・天王寺駅下車 約6分 |
| 住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町1-82【MAP】 |
| URL | https://www.osaka-art-museum.jp/ |
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