阪急南千里駅の改札を左に出てすぐ、「千里ニュータウンプラザ」8階にある『吹田市立平和祈念資料館』についてご紹介します。

「吹田市立平和祈念資料館」は、1992年に「平和祈念資料室」として開館し、2012年に現在の場所へ移転・リニューアルオープンしました。平和の尊さを伝え、明るく住みやすい社会をかなえるための施設です。そんな同館では、毎月「平和映画会」が開催されています。

9月の上映作品は、二宮和也さん主演の邦画『ラーゲリより愛を込めて』（2022年）。シベリアの強制収容所・ラーゲリに抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男の実話をもとにした伝記ドラマです。

また、10月の上映作品はアメリカ映画『哀愁』（1940年）。『風と共に去りぬ』（1939年）でアカデミー主演女優賞を獲得したヴィヴィアン・リーと、ロバート・テイラーが共演。第一次世界大戦下のロンドンを舞台に、戦争がもたらす悲劇と愛を描いた名作です。どちらも鑑賞には事前申し込みが必要となります。ぜひこの機会に、平和への思いを深める映画を観にいらしてください。