節分に豆を投げられて逃げる鬼ですら思わず食べたくなる豆腐をコンセプトにした豆腐料理店「鬼とうふ」が、2025年7月14日にオープン。国産の大豆にこだわり、店内で毎朝搾る豆乳から丁寧に豆腐を仕込み、昼と夜でそれぞれ異なった楽しみ方ができます。

京都の町屋を改装した落ち着いた空間で、お昼は豆花（トウファ）や豆腐ドーナツなどの喫茶、豆腐を使ったランチメニューが提供されます。自家製豆乳を使った「豆花」は、プレーンはもちろん、季節のトッピングを組み合わせてカスタマイズ可能。

夜は、自家製豆腐が主役に据えられ、おでん料理や囲炉裏料理が楽しめます。おでんは昆布の出汁が効いたやさしい味わいで、豆腐や厚揚げ、がんもどきといった大豆素材を中心に、大根やこんにゃくなどの王道具材も揃い、一品料理も充実しています。

ドリンクはビールや日本酒、焼酎にワインなど幅広くラインアップ。カウンターの囲炉裏では、旬の京野菜や京都・美山産のジビエを香ばしく焼き上げられ、視覚と嗅覚を刺激します。１人で過ごすのも、２人で並んで食事を楽しむのにも向いています。もちろん、テーブル席もあります。

昼と夜で異なる趣が楽しめるメニューで、豆腐の魅力に開眼してはいかがでしょうか。