立誠ガーデンヒューリック京都に行ってきました!京都の真ん中・河原町にニューオープン!
2020.08.05ニュース
2020年7月21日に京都市の貴重な近代建築である立誠(りっせい)小学校を再生活用した複合施設・立誠ガーデンヒューリック京都が開業しました。
この記事では、古い建造物の魅力をいかしつつ生まれ変わった話題の立誠ガーデンヒューリック京都のレポートと、実際に行ってみた感想をご紹介しています。
目次
梅田からは50分、京都駅からは20分のアクセス
最寄り駅は阪急電車の京都河原町駅です。
駅の改札口を出たら、出口1Aを利用して地上へ出ましょう。この出口が立誠ガーデンヒューリック京都に一番近く、初めての方にも分かりやすいと思います。その後は、川沿いを北に向かい約10分ほど歩くと到着です。
京都を代表する繁華街に建つ立誠ガーデンヒューリック京都
まずは、立誠ガーデンヒューリック京都が建つ場所についてのご紹介です。
立誠ガーデンヒューリック京都が建つのは、京都を代表する繁華街・木屋町通り沿い。木屋町通りと並行して流れる高瀬川は春は桜、夏は柳の並木が美しいですし、花街の一つである先斗町もすぐそば、京都らしい風情がギュッと詰まったエリアです。
また、この周辺は映画発祥の地としても有名。
立誠ガーデンヒューリック京都の目の前にも間口がせまくて、奥になが~い路地が。このエリアの特長の一つで、何本も路地が通っているため、地名でなく番号が割り当てられています。
瀟洒(しょうしゃ)な建築物と開放感のある街中スポット・立誠ガーデンヒューリック京都
それでは、いよいよ立誠ガーデンヒューリック京都の中へ!
ここを訪れて最初に目にするのが開放感たっぷりの芝生広場「RISSEI HIROBA」。芝生広場の中に入って外側を眺めると、高瀬川、木屋町通りまで見通せます。
芝生広場を囲むようにして立誠ガーデンとヒューリック京都の建物が建っていました。芝生広場は、通りがかりの人も、宿泊者も、カフェ利用の方も、誰でも思い思いに過ごすことができる場所。京都の街のど真ん中にこんなスペースが誕生して、地元民としても嬉しい限りです。
では、次は建物の中、立誠ガーデンヒューリック京都のエントランス部分です。レリーフや窓の部分などは昔のものをそのままいかしています。100年以上の時間の重みと現代的なライトさがプラスされた美しい外観です。
この建物は立誠小学校の校舎として1928(昭和3)年に竣工され、1993(平成5)年に閉校。以後は、自治会行事やイベントの拠点として活用されていました。
「京都市立立誠小学校」と看板も残されていますね。地元の方にとっては懐かしいこの場所の思い出が一緒に残りましたね。この心遣いは、素敵だなあと思っています。
エントランスから中を見ると、手前にカフェなどがあり、奥へずっと進んでいくと、突き当りに「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC 」。
新しく建てられたホテルの部分と、既存の校舎をつなぐ空間がホテルへの入り口前です。小学校で長く愛されたグランドピアノ「GROTRIAN-STEINWEG」も設置されていました。
宿泊しなくても楽しめるのがいい!編集部注目のお店
京都初!MANHATTAN ROLL ICE CREAM(マンハッタン ロール アイスクリーム)
MANHATTAN ROLL ICE CREAM(マンハッタン ロール アイスクリーム)で食べられる京都限定の味は森半の抹茶を使用したロールアイスクリーム。
ロールアイスは、アイスクリームを薄く伸ばして丸めたもののこと。マイナス20℃以下のコールドプレートの上にのせたアイスクリームを、ヘラでロール状にしながら巻き取ります。食感がとても楽しいアイスクリームです。
アイスクリームが入った枡は、食べ終わった後に洗ってもらい、持ち帰ることもできます。上質な抹茶が使われているため、口の中でサッと溶けて、後味さっぱりのアイスです。
老舗の漬物屋さんがプロデュース。おしゃれでおいしい発酵食品の店「AMACO」
京都の漬物の老舗の1つ西利さんの新展開ショップ「AMACO」です。
こちらにはお漬物は一つも並んでいません。大人気という食パン、塩パン、スープやドレッシング、スイーツなど、言われなければお漬物屋さんが運営されているとは思えない!
AMACOさんが販売されている商品は、甘麹(あまこうじ)をさらにラブレ乳酸菌で発酵させた「乳酸発酵甘麹」を使用して作られたもの。食パンはしっとりとほのかに甘く、スープは野菜のうま味を凝縮した味わいなのにさっぱりした口当たりです。
乳酸菌を使用した商品と聞くと、少し酸っぱいような味をイメージして苦手と思われる方もあるかもしれませんね。商品を買う前に実際に食べてみることもできるのがランチセット(1,500円)です。
商品のドレッシングをかけたサラダ、スープ、食パンなどを実際に食べて確かめられます。
AMACO(乳酸発酵甘麹)も実際に飲んでみました。サラサラと喉を通る飲みやすさで、家庭では果汁などをプラスしてもおいしいとのことです。
グリーンがなじむスタイリッシュなBlue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)京都木屋町カフェ
京都で3店舗目となるブルーボトルコーヒーの京都木屋町カフェ。ハンドドリップしたコーヒーやエスプレッソドリンクのほか、お隣にある「京つけもの 西利」の漬物を使用した限定サンドイッチメニュー、「ブルーボトルコーヒー ペールエール」などをいただけます。
タピオカ発祥の店・春水堂(チュンスイタン)が京都初出店
窓から芝生の広場を眺められるロケーションが気持ち良い春水堂さん。タピオカの超有名店ですが、京都には初出店。京都産宇治抹茶を使用した”宇治抹茶豆花”は京都木屋町店限定のメニューです。
金沢発祥、京都では初のLEMONADE by Lemonica(レモネードバイレモニカ)
独自製法のレモネードシロップをベースに、オーダーを聞いてから1つ1つ作ってもらえるフレッシュさがたまりません!
トラベリングコーヒーをいただきながらの読書の時間…立誠図書館
図書館はこの他にも2か所あります。子ども向けの図書館もあります。
スポット名 | 立誠ガーデンヒューリック京都 |
定休日 | 店舗により異なる |
アクセス | 阪急京都河原町駅からすぐ |
住所 | 京都市中京区備前島町310−2【MAP】 |
URL | https://www.hulic.co.jp/business/rent/hotel/272 |
最後に
いかがでしたか?京都へお出かけの際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
下の写真は、夜になってから訪れた立誠ガーデンヒューリック京都です。ライトアップされたレトロな建物と中から漏れてくる灯りとのコントラストがきれい。芝生広場にもデート中のカップルの方や、友達同士の方がゆっくりと過ごされていました。
まだオープンしていない店舗もありましたので、今後も注目したいと思います。
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