【神戸~宝塚周辺の紅葉2023】紅葉の名所と穴場スポット11選

関西で紅葉といえば京都。だけど、人混みは避けたい、もっと家の近くの穴場がいい、と思う人は多いはず。

兵庫県の南東部に位置する神戸市内、西宮、宝塚、川西エリアは、市街地から行きやすい場所にありながらも京都ほど混雑せず、しっとりと静かに情緒を味わえる穴場が多いんです。また、ライトアップを実施しているスポットも多く、昼間とは違う幻想的な空間を楽しめます。

そんな中からおすすめの紅葉の名所と穴場を厳選。この記事を参考に、自然が作り出す秋の彩りを堪能してくださいね。

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【神戸・須磨】頭上を彩る見事な錦のトンネル「神戸市立須磨離宮公園」

さまざまな庭園と施設が集まる大きな公園。おもな観賞スポットは植物園で、モミジの並木道や和庭園の紅葉が晩秋の美を見せてくれます。子ども向けの遊具もそろい、ファミリーにおすすめ。例年「もみじのライトアップ」も行われ、幻想的な世界が広がります。

スポット名 神戸市立須磨離宮公園
料金一般400円、小中生200円
時間9:00~17:00(入園は~16:30。11月11日~12月10日の土・日曜・祝日は~20:00)
定休日木曜休(11月23日は開園)
問い合わせ078-732-6688
アクセス神戸高速線・新開地駅→山陽電車・月見山駅下車 約10分
住所神戸市須磨区東須磨1-1【MAP
インフォ「Suma Rikyu ルミエール~紅葉と噴水のファンタジー~」11月11日~12月10日(期間中の土・日曜・祝日)
URL https://www.kobe-park.or.jp/rikyu/

須磨離宮公園の立ち寄りスポット「GARDEN PARTAGE(ガーデンパタジェ)須磨離宮」

オリジナルの甘糀(こうじ)を使った、やわらかくてジューシーなスペアリブに、新鮮野菜がたっぷりのこだわりランチ。

大きな窓からは、園内の噴水広場と海が一望できます。

開放的な店内
スポット名 GARDEN PARTAGE(ガーデンパタジェ)須磨離宮
時間ランチ 11:00~15:00
カフェ ~16:45(ラストオーダー16:15)
定休日木曜、そのほか、須磨離宮公園の休園日に準ずる
問い合わせ078-736-1616
住所須磨離宮公園内。利用は入園料別途要。【MAP
URL https://www.gardenpartage.com/

【神戸三宮】紅葉を愛でながらゆったりウォーキング「再度(ふたたび)公園」

池に映える紅葉

駅から約1時間、紅葉を目指してのんびり散策すれば心も体もポカポカに。見どころは、色鮮やかな木々を水面に映し出す「修法ヶ原(しおがはら)池」。大きく育ったモミジが多く、見応えたっぷり。

スポット名 再度(ふたたび)公園
料金無料
問い合わせ078-371-5937(神戸市建設局公園部森林整備事務所)
アクセス阪急神戸三宮駅→地下鉄・県庁前下車 約1時間
住所神戸市北区山田町下谷上字中一里山4-1【MAP
URL https://www.city.kobe.lg.jp/a17526/kurashi/machizukuri/park/intoro/kobepark/futatabi.html

【神戸三宮】例年11月上旬から12月上旬が見頃。小高い山の上から見下ろす野山の紅葉「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」

神戸布引ハーブ園から望む紅葉と神戸の街

表情豊かな赤のグラデーションを眺めつつ、ロープウェーで空中散歩。展望プラザに上れば美しい山並みの向こうに神戸の街が見渡せます。カフェやレストランで料理を楽しむのも忘れずに。2023年11月11日(土)から12月24日までの土日祝と、12月25日(月)は、ナイター営業も実施。

園内の紅葉

さらに、ワンランク上のおしゃれなピクニックが叶う「ガーデンピクニック」(2023年11月26日(日)まで)や、「ドイツ祭り2023 – Beer & Wine Fest –」(2023年12月25日(日)まで)など、多彩なイベントも開催!

また新神戸駅から、布引の滝や神戸布引ハーブ園を巡るハイキングコースを歩くのもおすすめ。初心者でも歩きやすいコースです!

布引の滝
布引の滝

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布引の滝~貯水池~神戸布引ハーブ園・ハイキング初心者おすすめコース

スポット名 神戸布引ハーブ園/ロープウェイ
料金大人1,800円、小中生900円、未就学児無料(ロープウェイ往復運賃含む)
クリスマスシーズン期間2023年11月11日(土)~12月25日(月): 大人2,300円、小中生1,150円、未就学児無料(ロープウェイ往復運賃含む)
時間9:30〜16:45(下りの最終は17:15。ナイター営業日は〜20:15、下りの最終は21:00)
定休日無休 ※強風等により運休・休園の場合あり。
問い合わせ078-271-1160
アクセス阪急神戸三宮駅→地下鉄・新神戸駅→神戸布引ロープウェイ・ハーブ園山頂駅下車すぐ
住所神戸市中央区北野町1-4-3【MAP
URL https://www.kobeherb.com/

【神戸三宮・元町】 街中で愛でる日本庭園の紅葉「神戸市立相楽園」

大きな池のある池泉回遊式庭園。マツやクスノキなど常緑の木々に混じって赤や黄色の秋のカラーが彩りを添えます。

芝生広場に向かう紅葉の小道が美しいほか、茶室・浣心亭や船屋形、北野町から移築された旧ハッサム住宅といった建築物も見どころです。

園内のカフェ・相楽園パーラーでひと息つくのもおすすめ。

料金大人300円、小人(小中生)150円
時間9:00~17:00(入園は~16:30)
休園日木曜(祝日の場合は開園、翌日休)
問い合わせ078-351-5155
アクセス阪急花隈駅下車 約15分
住所神戸市中央区中山手通5-3-1【MAP
URLhttp://www.sorakuen.com/

神戸で紅葉散策の前後におすすめ。神戸三宮周辺のランチ&カフェ

紅葉散策の前や後に、素敵なランチスポットやカフェでひと息。でもたくさんあって迷いますよね。そんな時には下記の記事を参考にしてみてください。最新のゆっくりできるランチの店、おしゃれカフェ、いろんなシーンで役立つグルメ情報もチェック。

▼神戸三宮のグルメ情報▼
神戸】三宮・元町周辺のランチ決定版!迷わず決まるベスト20!
【神戸三宮】探してたのはこんなカフェ!行ってみたい、おしゃれなおすすめカフェ19選

【神戸・北区】広大な園内を散策して紅葉世界ツアー「神戸市立森林植物園」

池に映り込む紅葉

北アメリカやヨーロッパなどの世界各地域や、木の種類で区分けされた園内を巡って紅葉の多彩な美しさを知ることができます。特に長谷池の周辺は、秋を写す水鏡が美しいスポット。

例年、紅葉のシーズンになると開催される「森林もみじ散策」の間は営業時間が延長されます(2023年は10月28日 ~ 2023年12月3日)。

スポット名 神戸市立森林植物園
料金大人(高校生以上)300円、小中生150円
時間9:00〜17:00(入園は〜16:30。 森林もみじ散策期間は延長あり)
定休日水曜休(祝日の場合は開園、翌日休。森林もみじ散策の期間中は無休
問い合わせ078-591-0253
アクセス神戸高速線・新開地駅→神戸電鉄・北鈴蘭台駅→無料送迎バス、または阪急神戸三宮駅→市バス・森林植物園前停下車すぐ
住所神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2【MAP
URL https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

【有馬】秀吉公も没入した錦秋「瑞宝寺公園

有馬温泉界隈の紅葉は、秀吉が「いくら見ても飽きない」と絶賛したとして有名で、『日本書紀』や『古事記』にも登場するほど古い歴史を持ちます。明治6(1873)年に廃寺となった、瑞宝寺の跡地にできた瑞宝寺公園は、秀吉が度々訪れ、紅葉に見惚れたことから「日暮しの庭」「錦繍(きんしゅう)谷」とも呼ばれ、紅葉を眺めながら楽しんだ石の碁盤も残っています。

有馬温泉の湯と共に、しっぽりと秋が味わえる場所!

スポット名瑞宝寺公園
料金入園自由
問い合わせ078-904-0708(有馬温泉観光案内所)
アクセス神戸電鉄・有馬温泉駅下車 約20分
住所神戸市北区有馬町【MAP
URLhttp://www.arima-onsen.com/facility_info103.html

有馬温泉の見どころ&スイーツ!

名湯として名高い有馬温泉。その歴史から、最新のサウナ情報、スイーツまで、有馬温泉の身どころを紹介する記事もチェックしてみてくださいね。

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【六甲山】六甲山上でひと足早い紅葉を。ライトアップも実施「六甲高山植物園

約1,500種を野生に近い状態で栽培している六甲高山植物園。標高865mに位置し、市街地より約5度気温が低い六甲山上は、10月中旬~11月中旬には木々が色付きます。六甲山上で開催されているアートイベント「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」の会場の一つでもあり、園内を巡って楽しむ参加型の作品が登場。

自然とアートが織りなす夜の園内は、他の場所では味わうことができない体験に!

スポット名六甲高山植物園
料金大人(中学生以上)900円、小人(4歳~小学生)450円、3歳以下無料
時間10:00~17:00(受付は〜16:30)※イベント開催時は延長
定休日期間中無休(営業は〜11月23日)
問い合わせ078-891-1247
アクセス阪急六甲駅→市バス・六甲ケーブル下停→六甲ケーブル・六甲山上駅→六甲山上バス・高山植物園停下車すぐ
住所神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150【MAP
URLhttps://www.rokkosan.com/hana/

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六甲山へのアクセス方法解説
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【西宮】紅葉だけじゃない秋の魅力がお出迎え「西宮市北山緑化植物園」

茶室と紅葉
(C) 西宮市北山緑化植物園

四季折々の植物が観賞できる植物園の中でも「北山山荘」は、紅葉の名スポット。バラ花壇の秋バラや色鮮やかに染まる木の実も、賑(にぎ)やかに秋の魅力を教えてくれます。紅葉の見頃シーズンには、例年、園内の茶室で呈茶が実施されています。

スポット名 西宮市北山緑化植物園
料金無料
定休日無休(緑の相談所・温室・北山山荘は10:00〜16:00、水曜休〈祝日の場合は開園、翌日休〉)
問い合わせ0798-72-9391
アクセス阪急夙川駅→阪急バスまたはさくらやまなみバス・柏堂町停下車すぐ、または阪急甲陽園駅下車 約30分
住所西宮市北山町1-1【MAP
URL https://www.nishi.or.jp/kotsu/kankyo/hanatomidori/shokubutsuen/index.html

【宝塚・武田尾】鉄道の痕跡を探しながら紅葉ハイキング「JR福知山線廃線敷」

枕木にを覆う紅葉

清流が作り出した雄大な渓谷と静かに燃える紅葉が好対照。力強い自然から時折顔をのぞかせる、古びた枕木やトンネルの数々も趣があります。トンネル内は暗所のため照明を持参するのがおすすめ。散策で汗をかいたらぜひ温泉へ。

グラデーションが美しい木々
スポット名 JR福知山線廃線敷
問い合わせ0798-35-3321(西宮観光協会)
0797-77-2012(宝塚市国際観光協会)
アクセス(南側)阪急宝塚駅→JR・生瀬駅または西宮名塩駅下車 約15分、または阪急宝塚駅下車 約37分
(北側)阪急宝塚駅→JR・武田尾駅下車 約8分
住所宝塚市玉瀬イヅリハ〜西宮市生瀬町付近【MAP
URL https://nishinomiya-kanko.jp/fukuchiyamasen_haisenjiki2019/

廃線敷ハイキングの帰りには「武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ」で癒やされる

露天風呂から見える紅葉

紅葉を眺めながら入浴できる露天風呂をハイキングのご褒美に。川沿いには無料で利用できる足湯もあるので、散策の締めくくりに立ち寄ってみては。

▼宝塚・武田尾の温泉情報はこちらもチェック↓
宝塚駅周辺&武田尾の温泉で日帰り入浴できるおすすめ5選

スポット名武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ
日帰り温泉<料金>1,800円(タオル付き)
<時間>11:00〜15:00
定休日無休
問い合わせ0797-91-0131
アクセス阪急宝塚駅→JR・武田尾駅下車 約6分
住所宝塚市玉瀬字イヅリハ1-47【MAP
URL https://www.takedao-onsen.jp/

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【川西】洋風建築の門に映える深紅の紅葉「満願寺」

山門から続く参道の脇に植えられたモミジが境内を染め上げ、訪れた人をお出迎え。国指定重要文化財「九重石塔」ほか書院庭園も見どころです。山に囲まれ、自然が豊かな寺内の散策もおすすめ。11月中旬から下旬にかけてが見頃。11月11日(土)はライトアップイベントも実施されます。

境内にある本格そば店「金時茶屋」、健康的な和食ランチ「喫茶坊 縁」に立ち寄るのもおすすめです。

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スポット名 満願寺(まんがんじ)
料金金堂内拝観料:300円、里山入場料:100円
時間9:00〜16:00
問い合わせ072-759-2452
アクセス阪急雲雀丘花屋敷駅下車 約30分、または阪急雲雀丘花屋敷・川西能勢口各駅→阪急バス・満願寺停下車すぐ
住所川西市満願寺町7-1【MAP
インフォ「雲雀丘学園中高等学校ライトアップイベント」11月11日(土)16:00~、「千本ろうそく」11月18日17:00~20:00
URL https://www.manganji.jp/

【川西】清和源氏の栄華に思いを馳せる紅葉「多田神社」

源 満仲が建てた「多田院」が起源であり、祭神には名だたる源氏の武士たちが名を連ねます。社殿に大きな枝を差しかける楓に栄枯盛衰の風情が漂う、静かな紅葉スポット。

スポット名多田神社
料金境内無料
時間6:00〜17:00
問い合わせ072-793-0001
アクセス阪急川西能勢口駅→能勢電車・多田駅下車 約17分、または阪急川西能勢口駅→阪急バス・多田神社前停下車すぐ
住所川西市多田院多田所町1-1【MAP
URLhttp://www.tadajinjya.or.jp/

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